複数のPCがぶら下がるLAN環境では、どのPCがブラウズマスタになるかが重要です。「マイネットワーク」フォルダから開くMicrosoft Windows Networkから参照できるコンピュータの一覧は、ブラウズマスタに選定されているPCからブラウズリストを取得して表示していますが、ブラウズマスタとなるPCが頻繁に再起動もしくはシャットダウンするPCでは色々と支障が生じるわけです。
もちろんブラウズマスタに選定されたPCがシャットダウンしても、別のPCがブラウズマスタとなるロジックは用意されていますが、ストックされたテーブルが頻繁に変更されるのは面白くありません。そのためWINSサーバによる管理が推奨されますが、数台しかないPCのためにWindows Server(もしくはLinux)を導入するのも面倒な話。そこで今週は、クライアントPCがWindows XPのみで、そのうち常時起動しているWindowsマシンがある場合、特定のPCをブラウズマスタにするTipsを紹介しましょう。
もちろんブラウズマスタに選定されたPCがシャットダウンしても、別のPCがブラウズマスタとなるロジックは用意されていますが、ストックされたテーブルが頻繁に変更されるのは面白くありません。そのためWINSサーバによる管理が推奨されますが、数台しかないPCのためにWindows Server(もしくはLinux)を導入するのも面倒な話。そこで今週は、クライアントPCがWindows XPのみで、そのうち常時起動しているWindowsマシンがある場合、特定のPCをブラウズマスタにするTipsを紹介しましょう。
1. <スタート>メニューから<ファイル名を指定して実行>を選択。「名前」に「regedit」と入力後 <OK>ボタンをクリックする。
2. レジストリエディタが起動したら、HKEY_LOCAL_MACHINE \ SYSTEM \ CurrentConrolSet \ Services \ Browser \ Perametersまでキーをたどって開く。
3. ここから各サブキーを開き、文字列値「MaintainServerList」をダブルクリックする。
4. 値のデータを「Auto」から「No」に変更し、<OK>ボタンをクリック。
5. レジストリエディタを終了し、Windows XPを再起動する。
この設定をブラウズマスタに「したくない」PCに対して行います。また、必ずブラウズマスタにするPCに対しては、ステップ4で行うデータ値を「Yes」にしてください。これで、必ず特定のPCがブラウズマスタになり、それ以外のPCはクライアントとなります。