2007年6月5日火曜日

pmsetコマンドの使い方

pmsetコマンドは、パワーマネジメントに関する情報の取得と、その設定を変更する機能を持つ。情報の取得は一般ユーザの権限で可能だが、設定の変更には管理者権限が必要(sudoと組み合わせて実行)となるため、安易な利用は避けたいコマンドともいえる。
まずは情報の取得から。使い方は簡単、コマンドに「-g」オプションを付けて実行するだけでOK。有効なプロファイルやオプションの状態が表示されるはずなので、下表を参考に現在の設定を確認してみよう。



pmsetコマンドで確認可能な省エネルギー関連機能のスイッチ

Active Profiles
有効なプロファイルが一覧表示される。現在選択されているプロファイル(省エネルギーペインの「設定対象」項目で選択されているもの)には「*」が付く

womp
[Ethernetネットワーク管理者のアクセスによってスリープを解除]チェックボックスと連動

sms
緊急モーションセンサーの設定(デフォルトは「1」)

acwake
使用するバッテリの種類が変更されたときスリープから復帰するかどうか(デフォルトは「1」)

autorestart
[停電後に自動的に再起動]チェックボックスと連動

halfdim
[ディスプレイがスリープ状態になる前にディスプレイの明度を自動的に下げる]チェックボックスと連動

hibernatemode
スリープのモード(1=セーフスリープ、3=セーフスリープと通常のスリープを併用)

lidwake
液晶パネルを開いたときにスリープから復帰するかどうかの設定(デフォルトは「1」)