2007年2月18日日曜日

Swap File(仮想Memory)を別Partitionに設定

Swap File(仮想Memory)を別Partitionに設定

この処理はいろいろなところで話題になりました。最大の目的はOSXのSpeedUp Tuning処置にあります。
私はUsing a Dedicated Swapfile Partition to Speed Up MacOS Xの記述に基づいて下記のとおり設定しました。

Swap Fileに利用するPartitionは起動Diskと別のDiskのPartitionがAccess Speed上望ましいですが、起動Diskにswap専用Partitionを用意してもいいでしょう。要はFragmentationが発生しない環境が望ましいです。
またこの著者のMacのMemoryが384MBでSwapFileの容量を500MB確保しています。
専門家の推奨Sizeは次の公式で示されていますので参考にしてください。
((RAM - 256MB) x 1.25) + 512MB

手順

1.Terminalから下記を実行してswap FileにするVolume情報を得る
% df -k
/dev/disk1s30 .... /Volumes/swap
2.下記修正対象FileをBackUpする
3./etc/fstabの修正(次を追加)
/dev/disk1s30 /Volumes/swap hfs rw 1 2
4./etc/rcの修正
#swapdir=/private/var/vm    .....この行をcomment outする
swapdir=/Volumes/swap/vm   .....この行を追加

(注)disk1s30、swapは各自の環境での名前を使用ください。


この後Rebootしてください。
/Volumes/swap/vm にswapfile0が作成されていることを確認ください。
上記処理は私の環境( OSX10.3.2)でTroubleなく稼働しています。

なお、Swap Fileを専用のPartitionに設定することによるBench Mark結果もMacOS X VM Swapfile Benchmark Resultsに掲載されていますので参考にして下さい。